12月6日(水)
帰りの会前。
Bくんは、校外での販売グループの一員です。
「明日(7日)は学校へもどるんですか?」
7日は前日準備のため公共交通機関(バス)を使用して会場まで移動する。
展示会場へ午後から出発し、公共交通機関で出かけます。
展示会場は16時前日準備終了、現地解散です。
そこから、自分がどうやって自宅まで帰るのか理解していない様子でした。
「家でお母さんに聞いてみ?」
不安げな表情をするB。
同僚の女性教諭:「プリントが渡されているはずです」
私:「プリントが渡されていても、本人が理解していない。」
「本人の問題じゃなく、渡す側の問題」
「渡しても、本人が理解していなければ、意味がない!」
強い口調で反論した。
まわりが、凍り付く。
同僚の男性、Bくんの連絡帳から「連絡プリント」発見しました。
確認すると、
「保護者迎え。」となっています。
私、「お母さんが迎えにくる」とBくんに伝えました。
「保護者迎え」という語句が彼には理解しずらい言葉だったのだと思う。
それに、漢字ばかり並んだ、「大人用の文章」の羅列。
Bくんに理解させるには、難解な文章だ。
そのことを、教師側が理解していない典型ケースだった。